今、中学生は、小学生のタグ南関東ブロック大会にむけて、自分達の小学生時期の恩返しとして、「小学生のために」一緒にタグを取り組んでいます。
しかし、本当はそれだけの意味でやっているのではないのですよ。
①「ガチガチに固まってしまった脳」をほぐしてやること、②「新しい発想やアイディア」があるんだ、ということに気づかせてあげること、この点も含んで取り組みたいと考えています。
もっと、中学ラグビーに直結する「おもしろいこと」をやったらどうだ! というのが提案です。
自由な発想で、新しいアイディアを生み出し、広い視野を持つ
小学生やコーチたちに、『こんなラグビー(タグ)があるんだ』と、中学生に思わせて欲しいですね。
勉強は「答え」が、ほぼ、あります。
ラグビーは「答え」がない、みんなの豊かな発想で、「答え」を作っていく。
今、「おもしろいこと」をやってみろと言っても、中学生は何をしたらいいのかわからない、つまり指示待ちなんだね。
そうならないようにするためには、それぞれが多くの引き出しをもっていなければならない。多くの引き出しを持つにはどうしたらよいか?
たくさんラグビーを見て勉強・研究をすること(マネでOKなんです)、これから、ラグビーシーズン、高校・大学・トップリーグ・サンウルブス・ジャパン、今では1年中ラグビーやってます。
さて、最後に「チャレンジ」についてお話したいと思います。
「タグではできても、ラグビーでは急にできなくなる・・・コンタクトプレーが発生することへの不安から」
「コーチに怒られたくない・失敗したくない」など。
そんな「不安」に陥って、考えもプレーも小さくなってしまう傾向があります。
あまり怒りすぎて、子供たちの「脳をガチガチ」にさせてしまうことも避けたい。大人は我慢です。
小学生・中学生の時期は、「積極的な失敗は許す」そんなことをチームに浸透させてほしいと思います。
子供達にもそんな考えを持たせてほしいと思います。
「トライ&エラー」という言葉があります。失敗から学ぶ。子供だけではなく、大人も当てはまります。
恐れていて、チャレンジしないと上達しない、失敗をして、なんで失敗したかに気づき、また考えて再びチャレンジしてみる。
あれ、最近、うまくなったな~、いい顔してラグビーやってるな~、そんな姿がみれることを期待していきたいと思います。