2月以来4カ月ぶりに音楽療法の活動についてお知らせできるようになりました。
予測もできなかった この数カ月の世の中の出来事。
みなさん大変だったと思いますが、子供たちも本当に色々がまんしていたと思います。
やっと学校が再開し、今年も山口小学校支援学級の音楽療法に伺いました。
今年は2年生~6年生19名の参加です。
今までで一番多い人数です。
間隔をあけて座るので、かなり広がります。そして全員マスク。(う~暑い・・)
安全確保のため、まだいろいろと制限がありますが、少しでもリラックスし、ストレス発散し、楽しい時間を過ごしてくれればと思います。
この日は タマゴマラカスという手のひらで握れるくらいの
マラカスを両手で持ち、音楽に合わせて自由に鳴らす活動から
始めました。
続けていると、マラカスが落ちてしまう子が何人かいました。
面白がって落としていることもあるかもしれませんが、
握り続けることが大変・・・という場合もあるようです。
物を落として叱られる場面があるウラでこのような理由があるかもしれないことを
私たちは気を付けていかなければならないと思っています。
タイコを叩く活動では、高学年の素晴らしい演奏が聞けました。2年、3年と続けて積み重ねることで、言葉を交わさなくても、音楽の中でこちらの意図をくみ取り、表現できるようになったり、そこからワンステップアップして、応用するように叩いたり。
そばで聞いていた先生が「ほうう~!」と感嘆の声を上げているのを聞いて
「どんなもんだい!!」とにんまりほほ笑んでいたA君の表情が印象的でした。
今、まだ、みんなで声を出して歌うことが出来ません。![](/tokorozawa/fckeditor/output/242/Image/%25E3%2581%25AB%25E3%2581%2598.png)
ですので 手話を使って歌うことにしました。
曲は 「にじ」「世界中のこどもたちが」
歌えないけれど心の中に響いてくれたかな?
また7月に会いましょう。
子どもたちが下校した後の学校の中には消毒のにおい・・・
すべての教室で先生方が消毒作業をしていらっしゃいました。
頭が下がる思いです。
この活動は小林製薬青い鳥財団の支援を受けています。