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音楽療法カノンの会  グループ

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[0050] ピアノ発表会にて

7月の4連休の一日。
                                                

所沢市内で催されたピアノ発表会に参加させていただきました。

子どもたちは緊張の面持ちで日頃の成果を演奏した後、
いつもは、みんなで歌を歌ったり、
音楽をつけた絵本の朗読を聞いたりしていますが、
今回、音楽療法で行っている楽器の活動をさせていただきました。

「おんがくであそぼうタイム」

初めて見た楽器もたくさんあったかな?
子どもたちは興味津々。
緊張気味だった子も「やりたい!やりたい!」
と普段通りの元気いっぱいの表情に。

デスクベル、音積み木、シンバル、スリットドラム、カバサ、
オーシャンドラム、マラカス、鈴、
サウンドシェープ、トーンチャイム、エナジーチャイム、ツリーチャイム

このような楽器を使って合奏をしました。
客席の保護者の方、見学にいらしていた方にも参加をしていただきました。

全部で3曲。
この日初めて手にした楽器で
この日初めてみんなで合奏。

そんなことできるの?

 音楽療法は考え方が少し違います。
できないことを練習してできるようにするのではなく
できることをどうやって音楽の中で使っていくか、という事を考えます。
(もちろん実際の音楽療法ではクライアントにあわせどのように音楽を使い、
 どのように楽器を使うかという目的を1つずつ考えて使います)

セラピストの合図を見て、アイコンタクトを取り、こちらの意図を読み取り、
音楽に耳を傾け、決められた拍で音を出す、
ということがみんな完璧でした!!!(拍手)

このような「ノンバーバルコミュニケーション」
(言語を使わず意思疎通すること。ここでは音楽を使って意思疎通すること)
を大切にしています。

楽しかった。
もっとやりたかった。
というお言葉をいただき、とても幸せな気持ちになりました。
ご協力ありがとうございました。

この日は、日頃、特別支援教育、幼児教育、
ピアノ教室で子供たちの音楽教育に携わっているたくさんの方に、
お手伝いご参加いただき、終了後たくさんのご感想、フィードバックをいただき
とても勉強になりました。
ここにあらためて御礼申し上げます。

また、最後になりましたが
音楽療法を広く知ってほしいという願いがある中で、興味をもっていただき、
このようなチャンスをいただけた事は本当にありがたい事でした。
ピアノ教室の先生に心より感謝申し上げます。

 

2020(R2)年7月27日 0時0分
音楽療法 カノンの会
音楽療法 カノンの会