新型コロナの感染が再び拡大し心配な日々が続いています。
音楽療法の活動は、6月の学校再開で子供たちのところから徐々に始まりました。
しかし、病院内の院内学級は1月から
デイサービス、お元気な方の介護予防サークルは3月から中止のままです。
そしてこの先いつ再開できるかも見通しが立たない状態です。
音楽療法だけでなく、世界中で、ホールでの演奏、合唱、ライブハウスでのバンド活動、
カラオケetc.まで日常的に楽しんでいた様々な音楽が今や思うようにできない状況ですね。
日時を決めて集まる ⇒⇒ 密になる
歌う ⇒⇒ 飛沫の問題
これらの事が主にできない要因になっています。
そのような中でなんとか音楽をお届けしよう、楽しもうという工夫がなされています。
動画の配信やリモートで集まるなどいろいろとTVなどでも目にされていると思います。
音楽療法の分野でも 「オンライン」 によって
セッションをする取り組みが少しずつ始まっています。
「オンライン」?
どうやって? 難しそう・・・とお思いの方もいらっしゃると思います。
(私も4月までは全くの初心者でした・・・)
色々な方法がありますが、 ZOOM という会議システムで行うことが多くなっています
会議用なので、音楽をやろうとすると様々な工夫が必要です。![](/tokorozawa/fckeditor/output/242/Image/ZOOM.jpg)
今まで対面で行っていたことと同じことはできません。
しかし
日時を決めて集まる ⇒⇒ 画面の中ですが可能。
時間の決まっていない動画と違って、
決まった時間に受付をします。
歌う ⇒⇒ ご自宅でお一人で歌うことになりますが、思い切り声を出せます
ただ、皆さんの歌う声は聞けません。
(どうしてかということは体験していただきながらお伝えします。)
ピアノ伴奏は聞こえます。参加者同士お話することはできます。
![](/tokorozawa/fckeditor/output/242/Image/ZOOM%2B%25E4%25BC%259A%25E8%25AD%25B0.jpg)
ZOOMでのセッションを行うためには、セラピスト側の準備
とクラアント側(みなさん)の準備が必要となります。
具体的には パソコン、スマホ、Ipad などの機材が必要で、
そこにZOOMをダウンロードしていただく必要があります。
ハードルが高いとお感じになる方もいらっしゃるかと思いますが、
ご家族の助けも借りて、楽しんでいらっしゃるグループの報告も聞きました。
手引書もあるそうです。
何度か練習をする時間も作りながら進めて行ければと思います。
始めは試行錯誤になるかもしれませんが、このような方法も取り入れながら、
今後も音楽をお届けできればと考えています。