2月15日(月) ZOOMによるオンラインセッションを行いました。
3チーム 5名の方にご参加いただきました。
ZOOMがまだ初めての方、慣れない方は操作のできる方とチームになってご参加いただきました。ご協力いただきありがとうございます。
当日は雨が降っていて外出するには肌寒い日でした。
また、数日前に大きな地震もありました。
このような時にご自宅で安心して人とつなり、音楽を楽しめるという事が
この方法の最大のメリットだと思います。
しかしZOOMで音楽をやろうとすると、双方向の音声の遅延が発生し、音楽には不向きなところがあるのです。
そこで参加された方にお伺いすると、
「それはあまり気にならない。むしろ一人で歌うより、みんなで歌っている感覚が味わえる方が楽しい」
とおっしゃいます。そこで本日は、ミュートは解除したままでほとんどの曲を歌ってみました。時々誰かの声が聞こえる・・・そんな感じでした。
![](/tokorozawa/fckeditor/output/242/Image/1075821.jpg)
音楽を提供する上で気を付けたこととしては
・画面に表示している歌詞の歌っているところを矢印で示していく
・歌、伴奏は参加者の方の聞こえてくる声に合わせるのではなく、一定のテンポで演奏していく
という事です。
が・・・まだ試行錯誤中です。ぜひご感想をお聞きしたいところです。
音楽療法の講習会やZOOM実施の練習会に何度か参加しましたが、音の遅延についてはいつも話題になり、音楽をやるのであれば参加者の方にミュートしていただき、遅延を感じないで歌っていただくことが最も良いのではと思い込んでいました。
今回みなさんの声をお聞きしてやってみた事、その結果満足していただけたことは、改めて
音楽療法の
「対象者のニーズに合わせた音楽を提供する」
という事だと思いました。
こちらもまだ機能を使い切れていない所もあります。
ミュートについてはホストで操作できることも終わってから気づきました。
操作をお願いしていましたが、これからは改善できると思います。
コロナの終息の目処がまだ立ちませんし、人が集まる事、そこでみんなで思い切り歌う事はもうしばらく我慢が続くかもしれません。
また、オンラインでの提供を他でも必要としている方がいらっしゃると思います。
引き続き改善を重ねながら続けていこうと思います。
今日歌った曲 ![](/tokorozawa/fckeditor/output/242/Image/%25E9%25B6%25AF.png)
早春賦
新雪
鬼のパンツ ![](/tokorozawa/fckeditor/output/242/Image/%25E8%25B5%25A4%25E9%25AC%25BC%25E9%259D%2592%25E9%25AC%25BC.png)
寒い朝
オブラディオブラダ
世界は二人のために
*この活動は文化庁「文化芸術活動の継続支援事業」の助成を受けておこなっています。