7月6日(火) 所沢市立山口小学校支援学級に伺いました。
山口小学校は2013年から途切れなく音楽療法活動を取り入れてくださっています。
もう9年になるんですね。
学校が理解を示してくださり、先生方にも全面的にご協力いただいて大変ありがたく思っています。
この日は今年度初めての活動日。
昼休みに廊下ですれ違ったクラスの子が
「あっ!!!高橋先生!今日音楽療法あるの?」と話しかけてくれたので
「あるよ。後で音楽室で会おうね。」と言ったら
「やったー!」といって階段を下りて行った後ろ姿を
たいへんうれしく思いました。
今年度の合奏曲は「ディズニーメドレー」
一年かけて仕上げていきます。
この日はその中の「ミッキーマウスマーチ」
タイコとシンバルで決まったリズムを鳴らします。
最初に手拍子で決まったリズムを練習。
そのあとバチを持ち、タイコを回し、シンバルは一人に固定します。
決まったリズムで鳴らす だけでなく
場に合った音量で鳴らす ことが大切です。
そのためには具体的な方法を伝えます。
そして、必要以上に大きい音で鳴らした場合、理由を考えます。
音楽療法では[ダメ]とか[うるさい]ではなく、どうしてそうなっているのかを考え、どうすれば
良い音に近づけるか、という事を提示していきます。
さて、シンバルを担当することになった4人の男の子。
3人は3年目、1人は初めて参加。
昨年までは、バチを大きく振って、耳をふさぎたくなるような音を出していた子も
今年は・・・・
4人とも良い音量で、リズムもバッチリ。素晴らしい演奏をしました。
すごい成長ですね。
また、次回が楽しみになりました。
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この活動は小林製薬青い鳥財団の助成を受けて活動しています。