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所沢 平和のための戦争展
基地のある街から平和を考える 核も戦争もない世界に
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本年度に新しく寄贈された遺品の紹介


本年度くすのき台にお住いの伊藤れい子さんより、伯父の伊藤金五郎さんが中国の戦地で詠んだ和歌をまとめた遺稿集「松峰歌集」3冊の寄贈を受けました。伊藤金五郎さんは1919年農家の長男として生まれました。1940年近衛歩兵第2総隊に入隊。1942年シナ派遣軍として上海付近の警備にあたる。1945年8月25日共産八路軍数千と交戦。敵の大攻勢にあい部下をはげまして先頭に立った時、敵弾を胸部に被弾、悲壮な最期を遂げました。敗戦後10日後のことでした。伊藤は戦地で詠んだ歌を家族のもとに毎月送っていました。
「楽しみはときにふみきて故郷の父母安くいますと知る時」
「捧げたるわが身はさらにいとはねど故郷遠き父母思う」
「飢えて死ぬ人もあるらし中国の民安かれと我祈るなり」
「残飯を食いて生くるあわれさよ同じ東亜の民と生まれて」
最後の1945年5月に送ってきた歌から
「追いやれどやれどじゃれつく猫の子は早ひとなれていとしきものを」
「獲物を襲うけいこならしも我が猫がとらへられざる蠅をおいつつ」
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