11月24日　山口のデイサービスに伺いました。

定期的に伺っています。

ここで素敵なことがあったのでご報告。

深まった秋を感じながら最初に歌ったのは「里の秋」
みなさんゆっくり静かに歌い始めます。
1番が終わるころ、後ろで書類書き込みをしていたスタッフの方が　「ん？？」という
表情で顔をあげ参加者の方を見ています。
（何か困ったことあったのかな？）とドキドキしながら歌い終えると
後ろの方で「素敵！」「すごく上手な歌声」「大きな声が聞こえてきた」と周りのかたもうれしそうな笑顔で拍手をおくっています。

その中心には男性の利用者さん。視線はややうつむき気味です。普段は周囲の方との会話も少ないようです。その方がとっても素敵な大きな声で歌われたのです。
 

音楽療法の現場では時々このような素晴らしい素敵な出来事に出会います。

次に「君といつまでも」
この曲にはセリフがはいります。「どなたか言っていただけますか」とお聞きすると
「それは男性の方に」と女性陣は首を振っています。
スタッフの方がある男性に「お願いできますか？一緒にやりましょう」と誘ってくれました。
その方は「イヤイヤ・・・」と手を振っていたのですが・・・・
曲が始まる堂々と感情をこめて大きな声でセリフを言ってくれました。
会場大拍手！とともに参加者全員の大きな笑顔。

ありがとうございました。

このお二人の男性の大活躍で和やかな会となりました。