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[0015] 【団体インタビュー 】ライフピア百歳体操会

 団体インタビュー : ライフピア百歳体操会



今回は、ライフピア百歳体操会の古屋さんにお話をお伺いしました。


1. どのような活動をしていますか?
 百歳体操会を毎週水曜日行っています。20人前後が毎回出席していただいています。
そのうち第3水曜日は介護予防事業「やってみるじゃん」として行っていて、私が音楽の教師をしていたことがあり、自分で講師をしながらみんなで歌を歌うことなどもしています。体操だけでは物足りないということで、ボランティア団体・NPO助成金を活用し、「やってみるじゃん」のうち年2~3回、外部の方にも来ていただく機会を作っています。ハンドベルやリコーダーなどの外部講師を呼び、演奏を聴いたりみんなで体を動かしています。外部講師が来る日は皆さんが楽しみにしていて、参加者も多いです。
ライフピア友の会は65歳以上の方が入っていますが、60代だと働いている方も多いので、百歳体操会は主に70歳以上の方が中心に参加しています。ライフピアは全部で375世帯ありますが、別荘として利用している方もいますので定住しているのが130世帯くらいあります。ときどき、ライフピア以外から見に来る方もいます。
 

 

2.  現在の活動を始めたきっかけを教えてください。

 ライフピア友の会は以前からあり、活動をしていましたが、私が15年ほど前にライフピアへ入居したのをきっかけに、音楽教師をしていたこともあり歌の会から始まりました。ライフピア友の会のメンバーが合唱もやりたいし、体も動かしたいということがあり、6年ほど前に市の百歳体操を行う団体の募集がちょうどあり、市から百歳体操の映像のCDをいただきました。映像を見ながら体操をするので、そのためにみんなでテレビを買いました。現在もCDを見ながら百歳体操を続けています。
  
 
 
 
3.  活動を行う上で大切にしていることは何ですか?
 市でも進めているように、フレイル、認知症予防のために、活動を行っているので、そのためには、やっぱりみんなで集まって顔を合わせて、会話することが大事と思っています。それにプラス何かをやるという体制で進めています。
コロナが流行していた時期は1年くらい休止していました。ライフピアはマンションの建物内に大ホールや談話室、トレーニングルームなどがあり設備が整っているので、少人数のグループで編み物をしたり、それぞれの活動ができる環境が恵まれています。少人数の活動をしながら、人数の多い活動も、距離をとってマスクをしながら再開することができました。
 
 
 
4. 活動を行う上で困っていることはありますか?
 年齢が高齢化して、予防をしていてもホームに入ったりデイに通ったりなどの人が増えて、活動に参加する人が少しずつ減っていることです。ライフピアは、空き室はほとんどなく、若い方の入居者が増えていると思います。にぎやかにはなっているけど、百歳体操会に入る方の増加が欲しいです。別荘として利用される高齢者でも参加いただくこともあります。友の会に入っていない高齢者がまだいらっしゃいますので、ぜひ参加してもらいたいと思っています。
 
  
 
5.  今後やってみたいことはありますか?
 毎週やっている百歳体操会の活動を充実させて、メンバーを確保していきたいと思います。
そのような場に参加せずお部屋に閉じこもっている方は体力が減退し、フレイルになりやすいので、できるだけ参加するよう働きかけたいと思います。
 
 
 
 
 
 
6.  市民の方に向けてメッセージがありましたらどうぞ。
 ライフピアにお住いの高齢の方は、百歳体操会にぜひ参加してください!他の地区では公民館まで出向かなければいけませんが、設備のあるライフピアでは同じマンションの中で活動しているので、参加しやすいと思います。他の地区の方でも、見に来られる方もいますので、ご連絡いただければと思います。
ライフピアは百歳体操だけでなく、カラオケ、編み物や太極拳をやったり、交流の機会が多くあります。若い人の中には卓球やトレーニングルームを利用している人もいるようです。百歳体操だけでなく、ご自身の興味があるところから参加してもらえればと思います。
 
 
              
 
 
 

 

 【問合せ先】

ライフピア百歳体操会 会長 古屋千枝子
TEL 0553-39-8244

 

 

 

 

2023(R5)年7月19日 8時0分